2009年9月13日日曜日

まず、一人称の固定すらままならないんだ

面白い映画や本、人物に出会うと影響を受ける。

具体的に言えば論調、文脈が似てくる。
多かれ少なかれ人にはそれがあり、私もそうで、最近に読んだ本などの調子がどうしても移ってしまう。
言葉の捻出、特に口語におけるそれが恐らく不得意で、会話において無言の逡巡を多発してしまう。
喉まで来た瞬間に、「本当に発して良いのか」、と自問してしまう。
それで取っ付きにくい人、話が弾まない人、とされたケースは多々あるはずだと思っている。
仕方がない。
意識はしている。

人の文脈を借りることで割とその苦手意識をある程度解消できる。
筆に勢いが出る。
たいして読書家ではないくせに、散読というか、併読癖があるのでパクり方もぐだぐだではある。
しかも飲まないと喋れないように、書くときは酒が入るので、一層混濁したものになる。
常時、最低三冊は代わる代わる読んでいる{(風呂トイレ、枕元、鞄の中)(長編、短編集、エッセイ)などの分類による}が、現在のスタメンのエースで四番は東海林さだおの「丸かじりシリーズ」になる。
北方謙三「水滸伝」を継いでいる。
ショージに形容された登場する食べ物たちは、軽妙に調子良く、奥行きと重さと温度と湿度を伴い、後はもうとにかく、口に含ませたらええじゃないか!という気持ちにさせられる。
そんな中で蕎麦屋で酒を飲む話があり、当然酒が飲みたくなる。
文中蕎麦屋で酒といったら江戸っ子よろしく日本酒になるのだが、こちとら島酒べらんめえの世界な訳で、ヤマトの風情を感じつつ泡盛の味に合うあてという矛盾の解題に、日曜朝っぱら、いざサンエー(沖縄のスーパー)へ。
目に留まったのがサンマであった。
沖縄のスーパーにて三陸産の生サンマが100円未満で売られている豪腕。これを二尾。
久しぶりに登場する日本鋼の包丁を研ぎ研ぎ、三枚におろしてやる。
おろしたからには身は刺身で。
背骨およびその周辺は丸ごと食べられるように良く焼き煎餅に。
共に焼いた頭はさらに、高温の油でからりと揚げる。
これをつまみながら書いているわけだが、ぼちぼち自分の意識が混濁してきた。
酩酊してきた。
当初描いていたオチを失念した。
そして思い出す気にもならない。

以上の文章構成比を現在の散読作家別に茶碗蒸しのレシピ風で例えるならば(重量比)、
毎晩枕元の東海林さだおで取った出汁1カップに、
トイレの松本清張が産んだ卵一個を割り入れ溶き、
薄口醤油適宜、程度の自我は残っているとして、
塩は読み始めの熊谷達夫少々、
これを合わせてザルで濾してきめを細かくして泡を取り除くが、多分このザルは、星新一であろう。小学生で初めて読んでから飽きたことがない。
こうして蒸し上がったぷるんぷるんな物体は、なんとも不味そうだこと。
苦手意識の克服は難しい。


2009年8月16日日曜日

無題

久しぶりに筆を執るからには、これといった事があるべきなのだが、書くべき事があるのかないのか、よく分からないまま書き始める事にした。
こういった運営をしている以上、出来事を逐一綴るべきなのだが、自らの無精を恥じる他ない。
よし、一丁書くか!、となったのは一度や二度ではない。
津堅島や伊是名島でのキャンプ、久米島旅行、岐阜の郡上踊り(十ヶ月ぶりの帰省)、書いていなかった三ヶ月ほどの間に旅行だけでもこんなに行ってるのに。

パパイヤに実が成らない。
茄子も初回三つ四つ積んだきり成らない。
書くに及ばない。

最近どうも疲れやすい。
旅行とか行ってもぐったりしてしまう。
酒を飲むと翌日も抜けない。
これが三十路のなせる業か、一年半修行に精を出しすぎた為か、どうも踏ん切りのつかない事が多い。
先月御歳三十と相成った。
誰かが三十歳になる
心境を聞きたいなあと思った。
つい先日そんな事を友人に聞かれて、思い出したように吐露してしまったが、他人はどうなんだろうと思った。
聞いた所でどうなるもんでもないんだろうが、そんな取り留めもない話をもっとたくさんしたいと感じた。
身近に気の置ける人がいるといいなあと思った。
四十歳になった時はそうなってるといいなあ。



http://www.g-gunjo.com/guide2.html
自分の仕事場のHPがあることを最近知ったので載せておきます。
今現在、三寸および四寸程度の小皿は小生のロクロ仕事です。
銀座などのわしたショップでも購入できるようです。


津堅島でBBQの様子。










「キャロットアイランド」こと津堅島の土産物。
60本入りで500円。










いつぞやの屋上カフェ開催時の様子。










2009年5月3日日曜日

遂に成るのか










茄子?!












いや、パパイヤに!











花が咲く!!

もうちっとだ。
夏に、夏には。きっと。

2009年2月8日日曜日

もう春っぽいよ。

今日はフリマへ。

スニーカーが欲しくて、ヒヤカシというよりは割と必要に迫られていました。
靴屋行け? まあまあ。
沖縄と言えば基地フリマ行かなきゃさ。
でも前回行ったキャンプフォスター内、いまいち、もといさっぱり趣味の合わないものばかりで参った。
見たことのないおもちゃ群には少し盛り上がったけども。(例えば『moon walk』。靴の底にバネ状の反発構造があり無重力散歩が体感できる、確か70$くらい。ちょっと高かった。なお、Dr.中松とは別名義。)
というわけで、今回は浦添市役所前広場開催のものに出向いたのです。
しかし、ここはここで、子供服ばかりでさっぱりでありまして、やけくそに買ったものが下記であります。



物議をかもした(らしい)1987年、海邦国体(詳細は各々で)エプロン、ポロシャツ。
そして言わずと知れた、EXPO'75(海洋博)で売られていた(らしい)会場図ハンカチーフ。
計三点、150円也。

え、靴は?
ああ、帰りに靴屋あったからそこで。東京靴流通センターとかなんとか。

2009年1月16日金曜日

北極星に針路をとれ

オードリー優勝すると思ってたのになー。

10月くらいから思ってたのに。
敗者復活、奇跡だと思ってたのに。
まいいか。
音羽計画の漫才が早くみたいなあ。

うちから原付で5分もかからない所に『ディスカバリー』ちう喫茶店が昔ありました。
越して間もない頃散策ついでに食いに入り、テーブルになってる花札ゲームを興じながらスパゲチィを頂いたこともあります。
おかずのピザトーストをつまみつつ。
ん、トーストがメインか?いやスパが・・・??
まいいか。
そんなハイカラで気のいいお店が強盗に入られたのをニュースで見たのが半年も前ではなかったはず。
ほどなくしてお店は閉店してしまい、貸店舗状態が続いておりました。
何ともなく安否が気になって、道を通る度、扉の中を覗き覗きしておりました。
そしてついに今日、新たな看板に変わっていたのです。
その名は、『ポラリス』。
このからくりが今日の問題。
いい話?たくましさ?詐欺?
偶然でないと思った方が世の中面白いよね。



















二ヶ月に一回くらいの更新になってしまっているね。
でも辞めるつもりも今のところないので今年もどうぞごゆるりと。