一度でも沖縄に来たことがある人ならば言わずと知れた「足てびち(豚足の煮付)」をば。
日本酒の代わりに泡盛を使う以外、味としては塩ベースに醤油を足す程度、と、どこを調べても出てくるのでレシピ通りに作ったつもりが、途中の味見で異様に塩っ辛いのでアドリブで砂糖を少々加える。
別の具として、冬瓜、昆布、島豆腐を加えた。
各々煮込み具合は申し分なく、とろける豚足は堪能させていただいた(なんせ四時間!)。
ただやはり塩味が立ち過ぎていて辛いという印象は否めない。
逆に、基本的に淡白さんな豆腐は非常に旨かった。
桜坂劇場にて映画「めがね」を鑑賞(以下ネタバレあり)。
前半は、自分にとっては少々五月蝿いと言うか、説教臭いと言うか、分かってるだろうよそんなことは、という気がして足でも組んでしまう心地がしたが、なんと言うかそれが罠だった感じで気を抜かせておいて、何もないが豊かな日常を滑り込ませてくる。
といっても出てくるのは美味しそうな朝食にビールにかき氷。
逆に唯一拠り所であるはずのところの自然に積極的に介入しようとする姿勢には異を唱える。
余りに何もないその生活にちょっとした違和感があるのがロケ地の与論の海で、何もないと言い放つ映画にしては余りにきれいな海。
この語らずにおくには素晴らし過ぎる風景を観る側がどう捉えるかに余地の残された、肩の力を抜いて観られる映画だろうと思う。
最後の、長すぎるマフラーに含まれた分だけの空気がそれなんだろう。
まあ今日の日記のオチとしては、冒頭のてびちを食いすぎて「ウナギ病」が発症し、興奮して眠れなかった事にしましょう。
2007年11月16日金曜日
島料理①
時刻: 0:48
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2 件のコメント:
こんばんは。
うまそう…料理心と食欲が刺激さるる。
キッシュとか甘いこと言ってるバヤイでないな。
冬瓜、ぜったいそれはおいしい…。
「めがね」、徹夜明けで、友達を空港まで見送りに行った帰りに、ノスタルジーに負けて寄り道鑑賞。加瀬亮が出てきたあたりで安心して爆睡してしまいました。なにがなにやら。よだれは冷たかったです。
姉がたまに作ってくれたキッシュはそれだけを他のおかず無しで際限なく食べてしまうほど美味しかった。
そして腹十分目全てを仮にキッシュで満たすと相当なカロリーを摂取する気がする。
だからこのようなものが得意料理になってしまったら一回3ホールとか作ってしまいそうで怖くて出来ないんです。
寝てても寝てなくてもこれでもかってほど梅干を食うシーンがあるので、嫌になるほど唾液を分泌したよ。
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