2011年5月15日日曜日

八重山・宮古 海じゅねー 〜宮古島の巻〜

夜は、学生時代からの友人で校長仲間でもあったギボ先生も交え楽しい話をたくさん聞いた。
宮古島には「オトーリ」という回し飲みの文化があります。
今では皆で楽しく酔う為、という趣がありますが、元々はお酒が貴重だった頃、皆で平等にお酒を分け合い、心が「通る」ように、という意味合いだったそうな。
今度からはもっとありがたくオトーリが出来そうです。
また、伊良部島に佐良浜という部落がありそこでは鰹のオトーリがあります。
口いっぱいに鰹を突っ込まれ食べ合うのだそうです。
酔ってそんな事したら死んじゃうよまじで・・・。
ちなみに仲間由紀恵は佐良浜の出身なのでかつて鰹をほお張った過去があるはずです。
ちなみにコウエイおじさんの奥さんは伊良部島出身で、いとこの娘が国仲涼子。
伊良部島は美人の島と有名だそうです。
確かに他の親族の伊良部島出身者はみんなきれいだし、その子達もみんな可愛い。
女性にとって何にも勝る遺伝子かもしれない。

また多良間島の主役は逆に男だ。
琉球王朝時代の島流しの地であった多良間島では男性が強く、祭司を務めるのも男性である。
これは女性優位の沖縄県では異色。
非常に興味深い。
いつか祭の時期に訪問したい。

翌日は宮古島内を回る。
海宝館という世界中の貝を収集、展示した所を訪れる。
収蔵品目が半端じゃないので、宮古島に行く事があったらお勧めです。

<昔の潜水服>


<深海生物さながら、貝って不思議!>


<まるでオリエンタルな風景。>


<でかさ自慢はシャコガイ>


<頭蓋骨を洗い、化粧を施し、貝などの装飾を埋め込む。
遠い国の話のようだが、そうではない。>


<東平安名崎。台風で大荒れ。潮の道がはっきりと見える。>



<上野ドイツ村に収蔵されているベルリンの壁。
西側のカラフルな落書きに対し、東側はナンバーのみなのが印象的。>



ギボ先生は校長になる前は美術の教師で、元々は九州の美大でクラフト(陶芸)科を出たらしく、退職された今は専ら、家の倉庫に作った工房にて作陶に明け暮れているそう。
最期にそちらにお邪魔して物凄く久しぶりにロクロを触らせて頂いた。
実は昨晩、遊びにおいで、と言われた時から居ても立ってもいられなかった。
これから嫌というほどロクロは回さなきゃいかんのは分かっているが、しばらく触らないと不安でいっぱいになる。
だから土を触れてとても安心した。
先生、ありがとうございました。
(しかし上手くひけない・・・)

いつの間にか台風は宮古島を離れ、初めて晴れ間がのぞいてきた。
久しぶりの青空に喜んでいてハッとした。
今頃台風は那覇上空・・・。
飛行機は結構揺れたが無事到着。
家に帰ると友人に頂いたお守りがちぎれて無くなっていた。
カミサマ・・・タンディーガータンディー・・・



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